適材適所

また、いつもの人が怒られている。
仕事ができないわけではない。
営業という仕事が心底向いていない人が、何故か営業部にいるのだ。
この人はコミュニケーションが取りにくいと評判。
でも私、この人の対人恐怖症 原因がなんとなく分かる気がする。
本当は思っていることも、考えている事も真っ当だしすごい意見も持っている。
この間の会社の資料を見たときにとても理路整然と意見をまとめていて、すごい才能だと思った。
ただ話となるととても苦手そうな感じだ。
社内の一人一人に対して、話題を変えたりしようと必死な感じもするしうまく喋ろうとわざと難しい言葉を使ったり。
それがかえって違和感となって、相手が変な反応をしてしまうのだ。
それを見て、自信をすっかり失っている。汗はかきまくりだし、読み上げる資料もとたんに声が小さく動揺を隠せないのだ。
気の毒だと思った。でも大人になってから急に社交的になれと言われても困るかも。
それなら彼にしかできないことをやってもらった方が会社としてもずっと効率的な気がするが。

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